アスコットタイとは

アスコットタイとは、昔の昼の正礼装や今の昼の正礼装などの昼間の男性用の正礼装に用いられている幅の広いのネクタイことです。アスコットタイは、蝉形ネクタイとも呼ばれています。その理由は、結んだ形が蝉に似ているからです。アスコットタイを着用する時には、普通はスティックピンという長い針状のピンを使用します。昔のアスコットタイは、幅の広い巣か浮上のものでしたが、日本人の工夫と知恵で今の形になりました。アスコットタイをつけることによって、おしゃれな雰囲気を作り出すことが出来たり、首元のたるみやしわなどを隠すことが出来ます。またアスコットタイは、スカーフとは違って崩れにくくて、首元の暖かさも保つことが出来ます。

アスコットタイの結び方@

アスコットタイの結び方には、様々な結ぶ方があります。アスコットタイの主な結び方としては、「ブラインド・フォールド・ノット」、「ノン・ノット」、「セミ・フォーマル・ノット」の三種類があります。「ブラインド・フォールド・ノット」の結び方は、まず最初にアスコットタイを首にかけて、アスコットタイに長短をつけます。二番目に、長い方を一回短い方に巻きつけます。三番目に、長い方を内側からくぐらせて、外側の輪の中に長い方を通して結びます。最後に、後ろ側にある短い方を手前に出して、形を整えたら完成です。この「ブラインド・フォールド・ノット」という結び方は、アスコットタイの結び方の中で最も基本的な結び方になっています。

アスコットタイの結び方A

「ノン・ノット」の結び方は、まず最初にアスコットタイを首にかけて、アスコットタイに長短をつけます。二番目に、長い方を一回短い方に巻きつけます。ここまでは「ブラインド・フォールド・ノット」という結び方とほぼ一緒です。三番目に、反対側も同じ様に長い方を一回短い方に巻きつけます。最後に、左右対称になるように結び目を作って、形を整えたら完成です。「セミ・フォーマル・ノット」という結び方は、他の結び方と比べて少し独特な結び方になっています。「セミ・フォーマル・ノット」の結び方は、まず最初にアスコットタイの長さを揃えて首にかけます。二番目に、一方のアスコットタイの先をもう片方のアスコットタイに巻きつけて、出来た輪の中に通して結び目を作ります。三番目に、もう片方のアスコットタイも同じ様に、出来た輪の中に通して結び目を作ります。最後に、形を整えたら完成です。

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